2010年8月4日水曜日

白鵬の家紋「丸に三つ鱗」

家紋「丸に三つ鱗」

昨日天皇陛下からねぎらいの言葉を頂いた白鵬が正装で記者会見していました。
その紋所が「丸に三つ鱗」。
なぜ白鵬の家紋が「三つ鱗」なのか? 相撲取りの場合普通 部屋の親方の家紋(白鵬の場合宮城野部屋という古い歴史のある部屋なので)ではないかと調べてみましたがどうもそうではなさそうです。
ではなぜこの家紋をつけているのでしょうか?
自分ではわからないのでネットで「一気新聞」の記事の一部を採用させていただきます。
他の参考文献高橋賢一編「続大名家の系譜と家紋」 。
★そもそも「鱗紋」の伝説
北条時政が子孫の繁栄を祈願して、相州江ノ島弁才天に参篭した。ちょうど満月の夜、時政の座前に現れた柳裏・緋の袴の女房(女官)姿の女性が、たちまち伏し長け20丈もある大蛇に変じて、海中に姿を消した。「その跡を見るに大いなる鱗を三つ落とせリ。時政所願成就しぬと喜んで、即ちかの鱗を取って、旗の紋にぞ押したりける。今の三つ鱗の紋これなり。」(太平記)
★モンゴル出身の横綱・白鵬「三つ鱗」紋のわけ
その1)
今から700年前の元寇を迎え撃った北条時宗と同紋というのは、これいかに。
横綱になったことで、日本を制圧したことの印として元寇の復讐を果し、念願の相手の大将の家紋を奪い取ったということなのだろうか。
 その2)
あるいは、この三つ鱗を身に付けることによって、日本の味方になり、もう一人の横綱・朝青龍を迎え撃つ覚悟の印として三つ鱗を採用したということなのか。
いずれにしても、興味深い。
◆蛇足:「三つ鱗」有名人
山県有朋、川端康成、高倉健

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